全国パチンコ店アンケート調査
営業動向と8月の注目機

全国のパチンコ店に向けて、パチスロ有利区間の上限緩和への期待やオリンピックの影響、8月に導入される注目の新機種について調査した。

有利区間の上限緩和に対する期待感

5月20日分の保通協型式申請分から、有利区間の上限が1,500ゲームから3,000ゲームへ緩和されることとなった。この変更に対する期待感について質問した結果、「やや期待している」が約45%で最も高かった。
全体では「期待する」(期待とやや期待の合計)が約58%となり、半数以上が有利区間の上限緩和にプラスの印象を持っている。

東京オリンピック開催に対する稼動への影響

東京オリンピック開催(7月21日~8月8日)に対する稼働へのマイナスの影響について、「やや影響がある」と「あまり影響がない」は40%台前半で同程度となった。全体では50%以上が「影響がある」(大きな影響とやや影響の合計)と回答している。

東京オリンピックの影響を地域別で分析した結果、「大きな影響がある」は関東が最も高く、開催地域ほど高い傾向が見られる。関東のなかでも、開催都市となる東京は少なからず影響があると考えられる。

8月導入予定の注目機種

1位は「Pフィーバー機動戦士ガンダム ユニコーン」(SANKYO)で71.2%となった。続いて、「Pまわるん大海物語4スペシャル Withアグネス・ラム 119ver.」(三洋物産)、「PAスーパー海物語 IN JAPAN2 金富士 99バージョン」(三洋物産)の順で高かった。

1位は「SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」(ミズホ)で71.1%となった。続いて、「パチスロコードギアス 反逆のルルーシュ3」(銀座)、「もっと!クレアの秘宝伝 女神の歌声と太陽の子供達」(パオン・ディーピー)の順で高かった。

今年の繁忙期は、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなかで、オリンピックが自国開催されるといった要因もあり、稼動への影響が懸念される。
そのような要因が考えられる状況ではあるが、パチンコではすでに導入されている「P牙狼月虹ノ旅人」をはじめとしたパチンコ機が高稼動するなかで、8月の新台の中でも注目度の高い「Pフィーバー機動戦士ガンダム ユニコーン」「SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語」などにも期待していきたい。

調査元:シーズリサーチ