新型コロナの対策実施率(8月)と
対策周知へのアプローチ
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全国47都道府県のパチンコ店役職者を対象に2020年8月28日~9月4日の期間で「全国パチンコ店調査」を実施。
今回は、新型コロナの対策実施率(8月)と遊技客へ向けた対策の周知についてを調査した。
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新型コロナ対策の上位15項目のうち、11項目が90%以上の対策実績となった。厚生労働省が、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資するよう開発した新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の普及は57.6%にとどまっている。また、いずれの店舗も「実施していない」という回答はなく、店舗に合わせた対策を継続していることもうかがえる。
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店舗の対策への取り組みを遊技者へ向け周知している方法については、「店頭」と「店舗のHP」が最も高く約90%となった。次いで店内が約68%となり自社HPが約60%となっている。また、その他回答では「スタッフにPOPを貼り告知」や「折り込みチラシ」「トイレ内」などがある。
ちなみに、シーズリサーチが遊技者へ向け実施した本年度のパチンコ・パチスロプレイヤー調査の中で、活用する情報収集源を調査しているが、結果項目は以下の通りとなっている。
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これは、機種による情報収集源ではあるが、遊技者がどういった項目を普段活用しているかを参考にすることができる。遊技参加者全体では、「店内」「店頭」「店舗のHP」の順で情報収集源の項目が高く、ホールのコロナ対策告知の発信経路としては、マッチしていると言えるだろう。
次に、年代別に分けた項目は以下の通り。
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全体的に「店内」や「店頭」が多いが、60代以上をみると「店舗の折込チラシ」も高い。新型コロナをはじめとする現在の状況化で稼動が低下しているなか、コロナ対策や集客につながる施策を効果的に行うため手法として、自店の客層を踏まえながらこういったデータを参考にプロモーションを検討することも有効であると考える。
調査元:シーズリサーチ
【パチンコ・パチスロプレイヤー調査2020】
遊技者の実態を把握し、業界の抱える問題を解決するための検討材料を得ることなどを目的として、年一回調査を実施。2020年度版においても、様々な角度からデータを簡潔に分かりやすくまとめています。
業界の今を知り、課題解決へのヒントとしてもご活用いただけます。